
津波対策施設として建設された川尻防潮堤の天端部分を散策できるように整備された防潮堤緑道です。
延長1500メートルの遊歩道の西には、富士山静岡空港に着陸する飛行機から見える「静岡県 吉田町 YOSHIDA TOWN」が描かれ、そこから100メートルごと距離文字が1500メートルまで続いています。(反対側からも)
東の端には国や町の所管する防災施設が設置され、大井川の河口に至ります。
防潮堤緑道には四季を通し、ツルコザクラなどの花やシャリンバイが植栽され散策する方々の目を楽しませています。
吉田町のご当地キャラ「よし吉」、吉田町商工会の「ウレシ丸」、そして静岡県の「ふじっぴー」は子どもたちの人気者。県営吉田公園「ハッピーハロウィン2024」の会場で、子どもたちに囲まれ嬉しそう。
恒例の県営吉田公園「ハッピーハロウィン2024」が10月27日に行われました。
イベント当日は、コスモスが満開の時期を迎えており、仮装パレードに参加した
皆さんはコスモスの中を歩いたり、花摘みなどを行いました。
参加した子どもたちには、お菓子がプレゼントされ、ハロウィンを楽しんでいました。
例年6月30日に行われる大祓式(おおはらえ(い)しき)茅輪(ちのわ)神事の時に、茅輪くぐりとともに納められる無病息災を託す人形(ひとがた)は、8月の「住吉神社夏季例大祭」まで保管され、大名行列に加わった稚児の皆さんにより、住吉海岸の海で祓い清められます。
「住吉神社夏季例大祭」での大名行列は、大名がお城に入るときを再現する「入り奴」と言われ、今年は8月1日から4日まで開催されました。
住吉神社祭典の花形、大名行列の中の「露払いの巻」に続く「奴の巻」は、大鳥毛(おおとりげ)、熊毛、挟箱(はさみばこ)など、5組19人の若者が、掛け声とともにその道具を振りかざし、昔の大名行列の光景を再現しています。
特に、最も重量がある「大鳥毛」は、全長328㎝、重さ27kgもあり、3人の若者が交互に力強く振り、力自慢と心意気を披露します。
住吉神社は、当初、大和国片岡神社から分霊が移された古社で式内社・片岡神社と称されていました。その後、仁徳天皇の頃、摂津国住吉大社から分霊を移し、以後、住吉大明神と称されるようになり、今の住吉神社の社名となりました。
川尻地区で恒例の「八幡津島神社夏季例大祭」が7月13日(土)から14日(日)にかけて開催され、屋台踊り、地踊り、屋台の引き回しなどが元気に行われました。
中でも、重さ30kg、最も幅のある中心部は1mの「大鳥毛(おおとりげ)」を3人の若者が交代で振り回しながらの奴道中は見どころ。神社から約1km先の御旅所(おたびしょ:地元では御休みさんといわれています。)までの間で披露されます。
本物の道具を使う奴道中、大名行列の道中の衣装や日常品などを入れていた「挟箱(はさみばこ)」は十数キロもあり、肩に担ぎながらの若者の練りは、その強靭さに観客は圧倒されます。
「八幡津島神社(川尻神社)夏季例大祭」は、住吉神社の「入り奴」に対してお殿様が城を出るときの「出奴」と呼ばれています。
11月3日に町のシンボルである展望台小山城のたもとで「小山城まつり」が開催されました。
3年ぶりに開催された今年の小山城まつりでは、福岡県八女市と吉田町のクラフトビールの試飲会が大きな話題となっていました。
吉田町と遠く福岡県八女市の交流は、富士山静岡空港の開港時、吉田町が「富士山静岡空港を利用した交流促進事業」の一環として八女市へ訪問したことがきっかけで始まったということです。
両市町は、2016年に「特産品交流連携に関する協定」を締結し、今回のようにお互いの市町のイベントに参加し、まちの良さをより多くの方に知ってもらうための取り組みをするなど、地域振興の相乗効果を図っているということです。