北オアシスパーク

 「北オアシスパーク」は、吉田町が設置し、一般社団法人吉田町まちづくり公社(よしまちぱぶりこ)が指定管理を行っている都市公園で、吉田町の防災公園になっています。
 公園には、広い芝生広場と遊具があり、いつも小さな子ども連れの利用者で賑わっています。また、公園内には「オアシス館」という管理棟も設置されていて、年末年始を除き、毎日午前9時から午後9時まで利用可能で、有料貸出施設となる研修室は、多くの皆さんに利用されています。そのほか「オアシス館」内には、「吉田町企業サポートセンター(よしサポ)や「よしまちぱぶりこの事務所」が設置されています。

北オアシスパーク開園の経緯

 吉田町は、東日本大震災発生直後から極めて迅速に津波対策を進めており、1000年に一度程度発生する恐れのある巨大津波から町土とすべての人々の命を守るべく、日本初となる堅固な歩道橋型津波避難タワーや巨大津波を海岸で防御できる新たな防潮堤の設置を進めています。しかし、自然災害ではあらゆる想定が必要でありますので、吉田町では、それでも被災者が出た場合を考慮して、非常時には仮設住宅を建設し、平常時は公園として活用する「北オアシスパーク」を整備することとしました。しかも、実際に仮設住宅が設置されたとき入居者に生活物資が潤沢に供給される仕組みづくりも同時に行い、公園の周囲に商業施設を誘致しました。この仕組みの中にある一帯を「ふじみスクエア」と呼んでいます。
 こうした吉田町の取組によって、町内には、様々な防災施設が誕生していますが、吉田町では、それらの施設を単に防災施設として使うのではなく、平常時は賑わいの場として活用し、防災と賑わいづくりを同時に進める「シーガーデンシティ構想」を打ち出しました。そして、「北オアシスパーク」は、その構想の重要な拠点の一つと位置付けられて、平成28年10月に開園することとなりました。

ふじみスクエア

東名高速道路吉田ICから約850mの距離に位置する
「ふじみスクエア」。
ここに立つ5つの商業施設と1つの公共施設は、
町ににぎわいを生みだし、人々の暮らしを支えています。
また災害時には、被災者を支援する働きを兼ね備えています。

ふじみスクエアのネーミング
「北オアシスパーク」とその周辺部の商業施設が立地するエリアの名称「ふじみスクエア」は、エリアの真ん中を通る道路が「富士見幹線」であり、富士山も眺望でき、非常時には「不死身(ふじみ)」で難を逃れた方々がこのエリアからより良いスタートを切っていただける縁起の良い場所となることを願って付けられたものです。
施設概要
北オアシスパーク
住所
榛原郡吉田町神戸673-1
駐車場
51台(優先駐車場1台含)
公園面積
14,356.75平方メートル
(多目的広場約7,260平方メートル)
オアシス館
建築面積:545.36平方メートル
構造:鉄骨造り平屋建
施設内容:研修室A・B 多目的室
エントランスホール
多目的トイレ
授乳・オムツ替え室
情報発信モニター
耐震性貯水タワー
マンホールトイレ 防災倉庫

多目的広場

全体の約半分が駐車場やイベント会場などに利用できるダスト舗装広場、残り半分が屋外トイレ、防災井戸、水飲み場、砂場、小児用遊具などを配した芝生広場です。広場の周囲には、ヤマボウシ、桜、ミモザ、ナンキンハゼ、トキワマンサクなど様々な木々が植栽されていて、季節の移ろいを楽しむことができます。
また、この広場は、非常時に68棟の仮設住宅を設置する用地としても活用されます。

遊具

小児用の大小2基のコンビネーション遊具、4連ブランコ、2基のスプリング遊具・砂場があります。

防災パーゴラ かまどベンチ

奥に見えるのがベンチ付きの「防災パーゴラ」で、非常時には天幕を付けて救護所や休憩所となります。手前は「かまどベンチ」で、非常時には座面を取り外して炊飯用の竈として使うことができます

オアシス館

公園入口のモニュメント越しに見えるのが北オアシスパーク管理棟「オアシス館」です。毎日(年末年始の休館日を除く。)9時から21時までの間はいつでも皆さんにお気軽にお使いいただけます。
館内には「吉田町まちづくり公社」の事務所もあります。

耐震性貯水タワー

非常時に使う生活用水を貯めるためのタワー型の貯水槽です。高さ8mのタンク側面には吉田町内の地図が描かれており、中には40,000リットルの水(4,400人が3日間使える程度の水)が入っている北オアシスパークのシンボルタワーとなっています。

マンホールトイレ

公園内には8基のマンホールが設置されていて、非常時には、マンホールの上に便座と囲い用テントを置いて、トイレとして使用することができるようになっています。

❶ ❷ 多目的広場

全体の約半分が駐車場やイベント会場などに利用できるダスト舗装広場、残り半分が屋外トイレ、防災井戸、水飲み場、砂場、小児用遊具などを配した芝生広場です。広場の周囲には、ヤマボウシ、桜、ミモザ、ナンキンハゼ、トキワマンサクなど様々な木々が植栽されていて、季節の移ろいを楽しむことができます。
また、この広場は、非常時に68棟の仮設住宅を設置する用地としても活用されます。

❸ 遊具

小児用の大小2基のコンビネーション遊具、4連ブランコ、2基のスプリング遊具、砂場があります。

❹ 防災パーゴラ かまどベンチ

奥に見えるのがベンチ付きの「防災パーゴラ」で、非常時には天幕を付けて救護所や休憩所となります。手前は「かまどベンチ」で、非常時には座面を取り外して炊飯用の竈として使うことができます。

❺ オアシス館

公園入口のモニュメント越しに見えるのが北オアシスパーク管理棟「オアシス館」です。毎日(年末年始の休館日を除く。)9時から21時までの間はいつでも皆さんにお気軽にお使いいただけます。
館内には「吉田町まちづくり公社」の事務所もあります。

❻ 耐震性貯水タワー

非常時に使う生活用水を貯めるためのタワー型の貯水槽です。高さ8mのタンク側面には吉田町内の地図が描かれており、中には40,000リットルの水(4,400人が3日間使える程度の水)が入っている北オアシスパークのシンボルタワーとなっています。

❼ マンホールトイレ

公園内には8基のマンホールが設置されていて、非常時には、マンホールの上に便座と囲い用テントを置いて、トイレとして使用することができるようになっています。

施設利用について
北オアシスパークのネーミング
「北オアシスパーク」という名称は、吉田町の北部にある都市公園で、平常時は地域交流の場として賑わい、非常時は安心安全な拠り所となり、いついかなるときもみんなの心に安らぎを与えてくれる「オアシス」となることを期待されて付けられたものです。